2006年7月31日 (月)

パパのシカゴレポート1

1_5 高校生の頃に植物の魅力の虜になってしまった僕にとって、人に自信を持って趣味だと言えるのは園芸だけだ。

僕は仕事で結構海外に出かける機会がある。それは異国の土地土地の植栽を、写真でではなくこの目で眺められる幸せな時間だ。せっかくなので、これから折に触れてその様子を公開したいと思う。第一弾は7月下旬に行ってきたシカゴ編だ。

シカゴは、アメリカで3番目に大きな都市だ。現代建築とブルースで有名な街は、メジャーリーグでは井口のいるホワイトソックスと、カブスの本拠地でもある。映画『アンタッチャブル』の舞台としても有名だ。

ミシガン湖畔に位置するため、意外に夏でも涼しい。昼間は30℃を越えるが、夜温は20℃ぐらいにまで下がる。夜中に一息つけるせいか、暑さが苦手な植物も結構頑張って育っている。

2_16今回は運良くダウンタウンで半日フリータイムを作ることができた。前の晩に、グラントパークに面するコングレスプラザホテルに泊まり、翌朝7時半からいつもの楽しみである街中の植栽ウォッチングを始めた。スタートはグラントパークからだ。

アメリカの植栽なんて、野暮ったくて全く興味がないって人が多いけど、僕はそれは偏見だと思う。確かに10年前までは、それこそ花が植わってればいいんだろう的な、まるでペンキで塗ったような花壇ばかりだったのは紛れもない事実だ。

でも、実はこの10年で急速にセンスが良くなっている。少なくとも日本の公共植栽は、アメリカににまでずっと遅れをとってしまったと断言できる。そしてヨーロッパより気候が日本に似ているシカゴの植栽は、参考になる点が多いと僕は思う。

3_13上の写真は朝の雰囲気を出すために、わざと逆光で撮ってみた。右奥に芝刈りのおじさんも写ってるのがわかるかな? 反対側から順光で撮ってみた写真がこれだ。

クレオメが良い感じだ。花のステージで色が変わり、自然なグラデーションで優しい雰囲気を醸し出す花序。西洋風蝶草の和名とともに、子供の頃に路地裏で見たその姿と、弾けそうな莢からタネを集めて遊んだ記憶が蘇えってきた。

クレオメとカンナで高さとリズム感を出し、低いほうは黄花コスモスとナスターチューム、白のニチニチソウでまとめている。サルビア・ファリナセアの青は、色と高低差のバランスを引き締めるスパイス役といったところだ。赤のサルビア・スプレンデスはまだ目立たないが、ジニアの明るいローズピンクが良いアクセントになっていた。

どこにでもあるようなとてもオーソドックスな植栽だけど、黙っていたらここがアメリカだと気付いた人は少なかったんじゃないかな。

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