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2007年12月 7日 (金)

災い転じて・・・

パパのチリレポート(11月30日、7日目)

2泊3日の慌しいチリ出張も今日で最終日。この海辺の小さなホテルともお別れだ。これは朝7時半頃に僕の部屋から撮った写真。

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この日はまず訪問先の会社で日本からのメールを最終チェック。10時過ぎに空港に向かった。午後2時頃のフライトで、チューリッヒ(スイス)経由で日本へ帰る。チリの空港から成田空港までは、31時間。訪問先から我が家までだと、36時間以上かかることになる。

予定通り飛行機に乗り込んだのが1時半。ところがエンジントラブルが発覚。修理が必要だとのアナウンス。右のエンジンから燃料が漏れているのだという。修理には1時間半ぐらいかかるという。

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1時間半では直らずさらに2時間修理を続けたが、結局ギブアップ。スイスから部品を取り寄せて修理をすることになり、この日のフライトはキャンセルされてしまった。

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この間乗客はずっと機内に閉じ込められたまま。途中で出たのはこのサンドイッチと飲み物だけ。前日のディナーを食べ過ぎて朝食を抜き、昼食も抜いていた僕には結構辛い待ち時間となった。

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今晩泊まるホテルの手配を待つだけでまた2時間以上かかり、結局僕がホテルにたどり着いたのは夜の8時を過ぎていた。空港に着いてから8時間経って、またチリのホテルに舞い戻る羽目になったんだから嫌になってしまう。1日帰国が遅れると、成田から直接本社の重要な会議に出なきゃならない。それに会議事態に間に合うかどうかもまだわからないじゃないか!

そう言えば思い出したぞ。僕は去年の7月にチリからアメリカに向かおうとした時にも機体のトラブルで予定通りに飛べず、1泊空港そばのホテルに泊まる羽目になっていたのだ。

フライトがキャンセルされた場合のホテルの宿泊代は、もちろん航空会社負担。夕食も航空会社が用意してくれる。去年は確かデルタ航空だったのだが、夕食はとても残念だった。だってスパゲティーミートソースだけのあまりにも寂しい内容だったから。乗客に迷惑をかけてるんだから、せめてもうちょっと何とかして欲しかった。

今回はスイス航空だったんだけど、僕はこの日の印象が悪かったので夕食には全く期待していなかったのだ。ところがちょっと様子が違う。ホテルのチェックイン時に食券を渡されるところまでは同じ。でもウエイターが来たところからが違っていた。

前回はそのまま食券を持っていかれた後でスパゲティーミートソースが出てきたのが、今回はメニューを持ってきてくれたのだ。おーっ! 好きな食事をフルコースで頼めるというシステムだったのだ♪ 偉いぞ、スイス航空!

で、僕はひとまず前菜とメインをじっくり選んだ。前菜はこれ。

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とても前菜とは思えないぐらいのボリューム。サルスエラに似ているが、サルスエラではなくってチリの伝統的なスープなのだ。うっかり料理の名前をメモするのを忘れてしまった。

魚介類の旨みが凝縮されたトマトベースのスープに、ホタテと白身魚、それからじっくりと煮込まれたジャガイモとニンジンとタマネギ、それからさっと火を通された色とりどりピーマンが入っていた。お味の方は、昨日のサルスエラに負けず劣らずの美味しさ。2日連続で僕の脳ミソはとろとろになってしまったのだ♪

そしてメインはこちら。

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チリはサーモンの養殖で世界的に有名。だからメインディッシュは、『サーモンのグリル、ヤシの新鞘の芯のソテーとアーティチョークのフライ添え』を選んだ。

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せっかくなので拡大写真を。左がヤシで、右がアーティチョークだ。この薄い塩味のアーティチョークのフライがまたまだ超絶品。僕が今まで食べたアーティチョークで一番の美味しさだった。

ここまででお腹いっぱい胸いっぱいで、デザートはパス。もったいなかったなぁ・・・。機内でのサンドイッチを食べなければ、いけてたかも・・・。

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僕の席の横にはカラーの植物標本が。学名が、Zantedeschia aetiopicaというように、そう、カラーはエチオピア原産なのだ。こんな店内装飾も植物好きにはプラスポイントだ。

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テーブルの上にはアルストロメリアが。アルストロメリアはチリ原産。こういうことを知っていると、このテーブルフラワーにより一層ありがたみが沸くというものだ。今晩は、彼女が一人ぼっちの僕の話し相手になってくれた。

ホテルの手配に手間がかかったこともあって怒り心頭の僕だったんだけど、白ワインの酔いも手伝ってか、この時点ではまだ翌日の飛行機が何時に飛ぶかも決まっていなかったのに、僕はもうすっかり上機嫌になってしまっていた。

美味しい食べ物の力って凄いんだなぁ。

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海外レポート2007」カテゴリの記事

コメント

国際線の飛行機は、1便飛ばないだけでも予定が大きく変わってしまいますから、いっつもドキドキです。でも終わってしまえばなんでも良い思い出です。

投稿: パパです。 | 2007年12月 9日 (日) 17:29

とんだ災難でしたね…。
でも、料理は見るからにおいしそうな料理だと思います。

投稿: 名無し | 2007年12月 7日 (金) 21:15

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