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2007年12月 2日 (日)

次の訪問国はここ。

パパのチリレポート(11月28日、5日目)

スペインを後にして僕が向かったのは南米チリ。航空券の都合上、スペインの訪問先の近くの空港からバルセロナに飛び、その後にチューリッヒ(スイス)に飛んで、それからチリに向かうというフライト。よくよく考えると、スペインからそのまま南西のチリに向かえば近いのに、スペインからチリとは反対の東北東のスイスに飛んで、それから来た道を戻るように南西のチリに向かったってこと。

航空券代をなるべく安くするためには仕方なかったとはいえ、やってみるとかなりしんどかった。だって結局スペインの訪問先のオフィスを出てからチリの訪問先に着くまで、30時間もかかってしまったんだから。

さらにスペインからチリに向かう飛行機は、途中でブラジルのサンパウロ空港にも寄る便だったから、余計に時間がかかってしまったのだ。僕は当然空港の待合室で待てるのかと思っていたら、ブラジルで降りずにチリまで行く乗客は飛行機からは一歩も降りてはいけないことになっていたのだ。残された僕ら乗客がいる中で機内の清掃なされるというような状態になるとは。そしてまさか僕の足元を掃除機がかけられたりという展開が待っているとは想像もしなかった。

愚痴はこれぐらいにして、ご存知の通りブラジルとチリの国境にはアンデス山脈がある。僕は通路側の席だったけど、何とかアンデス山脈の写真を撮ることができた。せっかく快晴だったのに、翼で視界が遮られる席だったのはちょっと残念。

Photo

さてチリには時間通りに到着。でも僕はまたスーツケースの中身をチェックされることになってしまったのだ。チリは植物の持ち込みに非常にうるさい。僕はお土産に、お茶やら煎餅やら菓子折りやらインスタント味噌汁やらをたくさん入れていたので、厳しいチェックにあった。困るのは包装紙に植物の写真や絵がついているもの。検査官がそれをいちいち植物の苗や種子じゃないかと質問してくるのだ。

お茶にはお茶の新芽の写真がついているし、煎餅には稲穂の絵が描いてあるし、小麦粉を使ったお菓子には麦の穂の絵が描いてあるし、味噌汁には野菜の具の写真がついてるし、こんなに写真やイラストが迷惑になるとは思いもしなかった。そしてここでも最後に係員はスペインの空港の時と同じように菓子折りの包装紙に手をかけそうなったのだ。仕方がない、また魔法の呪文をつかうしかないか。

『イッツ ア ジャパニーズスイーツ!』

チリでもこの呪文は効果的。あっさり手を止めてもらえたのだ。

さてさて、チリのサンチアゴ空港から訪問先の会社に向かう途中に、気になる岩がある。

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ハイウェー沿いにあるこの岩なんだけど、こんな風にいつ道路に落ちてきても不思議じゃない状況なのだ。

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チリも日本と同じように地震大国だし、この場所でそこそこの地震が起きたら、間違いなくこの岩は喜んで道路に飛び降りてくる違いない。僕は毎回この場所を通るたびにビクビクしてしまうのだ。

僕はこの時期(初夏)にチリを訪れるのは今回が初めて。ハイウェー沿いに黄色い花がベルトのようにたくさん咲いていたので、何かと思って良く見たら、それはハナビシソウ。

Photo_3

ハナビシソウはカリフォルニアポピーって言われるぐらいだから北米原産なので、チリでは帰化植物。ひょっとしたら日本のセイタカアワダチソウみたいに、生態系を壊す有害種に認定しているのかもしれない。でも見る分には、とっても綺麗でいい感じなのだ。

空港に着いたのはちょうど12時頃。訪問先の会社のそばで、僕はやっとまともな食事にありつけた。というのも、30時間もの飛行機の移動中に5回機内食が続いたから。さすがに普通の食事が恋しくなっていたのだ。だって5回のうち4回は、パンとチーズとヨーグルトだけだったんだから。スイス航空らしいといったらそれまでだけどね。きっとハイジなら毎食笑顔で食べるんだろうな。

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だからこのランチの美味しかったこと。そのお陰で午後いっぱいの仕事をこなし、ホテルに到着。今回は市内の中心部にあるいつものホテルが満室で泊まれなかった。で、代わりに訪問先の会社が予約してくれたのは、海辺の小さなホテル。散歩をするにはちょっと不便な所にで残念だったんだけど、その分いつものホテルでは味わえない良いこともあった。

Photo_4

それが何かと言うと、この景色。この夕焼けの写真は僕が泊まっている部屋から撮ったもの。僕の部屋は目の前180度すべてが太平洋だったのだ。これほど完璧なオーシャンビューの部屋には今まで1度も泊まったことがない。部屋でひとり沈み行く夕日を眺めていたら、何だか力が湧いてきた気がした。

今日の感想は、人の心に与える自然の力も偉大なんだなってこと。

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海外レポート2007」カテゴリの記事

コメント

トマコさん、おはようございます。チリは4ヶ月ぶりでした。この時期に訪問するのは初めてでしたので、楽しかったです。
小さな料理の写真まで良く見ていただいてありがとうございます。そういえば今回は料理の解説をするのを忘れてしまいました。次回ご紹介する際には忘れないようにしますね。

投稿: パパです。 | 2007年12月 4日 (火) 05:17

sissiさん、おはようございます。昨日帰国しました。チリは初夏だったのですが、昼間は30℃ぐらいまでになるのに夜は9℃にまで下がったりして、日本とは相当に異なる気候だということを実感しました。確かに農作物は豊かな国です。南北に長い国であることによる様々な気候条件、アンデスの雪解け水と太平洋に面した長い海岸線。農業・漁業ともに発達した食糧事情の豊かな国だからこそ、街を歩いていて怖い印象を受けないのだと思います。

投稿: パパです。 | 2007年12月 4日 (火) 05:14

Alexさん、おはようございます。約40時間かけて昨日帰国しました。外国での飾らない日常の園芸シーンを見れるのは、役得ですね。こういうシーンを日本の園芸雑誌が紹介することはありませんし。あまり機会はありませんが、園芸植物の祖先の原種を自生地で見れたりすると感激してしまいます。

投稿: パパです。 | 2007年12月 4日 (火) 05:03

キュリーさん、おはようございます。お陰さまで昨日無事に帰国しました。
キュリーさんはとってもロマンチストなんですね。指先だけがチラッと見えた気がしました。

投稿: パパです。 | 2007年12月 4日 (火) 04:57

パパさん こんばんは。
本当にお疲れ様でした。
チリには、つい最近行かれたと記憶しています。
今回は空からのアンデス山脈を見せて頂けて、あまりのキレイさにビックリです!
そして空がまた青くて青くて・・

道路の岩は、日本じゃ考えられないですよね?
ご無事で何よりでした(><”)

色とりどりの野菜とアボカドたっぷり♪
こんなに野菜もいっぱい食べてる国なんですね~。
最後の夕焼けの写真には、しばらく見とれてしまいました。
魔法の呪文・・私も覚えてしまいました(^^)


投稿: トマコ | 2007年12月 3日 (月) 01:20

お疲れ様。
そして、ご無事の到着、何よりです。

思わず、地球儀があったら、廻してみたくなりました。
こんどは、チリにいらっしゃるのですね!
当たり前ですけれど、地相も植物相も一変していることが画像からつたわってきまして、遥かな距離を移動なさったことを、実感いたします。

ランチ、ボリュームがあって野菜が豊富で、美味しそう!
食べることも、作ることも、大好きなので。
思わず歓声。

ホテルのバルコニー、いっぱいに広がるこの夕日をご覧になるパパさんを、想像してしまいました。
明日も良いお天気でありますように。

投稿: sissi | 2007年12月 2日 (日) 22:19

スペインにいると思ったらもう南米ですか・・30時間!お疲れ様です。
スペインも南米も憧れの地です。しかし、空も夕陽も奇麗ですね。大自然に触れると、チマチマと狭い庭でガーデニングをする自分がチョッポケに思える事って、よくありますよね。今、日本時間はお昼すぎで、これからチマチマとアーチを組み立てます。

投稿: Alex | 2007年12月 2日 (日) 12:18

おはようございま~す♪パパさん
え~~~?今度はチリですか(**)
30時間も飛行機~ 私は乗ったことない~
また道路は道路で 車のなかで肩窄めていそうな 凄く怖い道路です~。

この夕日の海と繋がっているなんて あの津波に罹災して 毎年非難訓練があるこの町にとって 不思議な感覚です。
太平洋西岸も こんな景色ですよ♪
 
今日 沈む夕日に目を凝らして見てください。私 手を振りますから…寝坊しなけりゃ
ぎりぎり写るかも

投稿: キュリー | 2007年12月 2日 (日) 08:40

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