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2007年12月20日 (木)

5年目のモミの木

パパの日記(12月19日)

我が家には、買って5年目になるモミの木がある。息子が3歳の時に、かみさんがおもちゃのクリスマスツリーを卒業させて本物のクリスマスツリーにしたいと言って買ったものだ。今年も例年通り、息子とかみさんが飾り付けをしてくれた。

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じつはこのモミの木は、かみさんが自ら買ってきたものなのだ。どうも彼女はクリスマスツリーに特別な思い入れがあるらしい。5年前、モミの木を買いたい言われたときに、僕はついついこんなことを話してしまった。

『モミの木を買う時には気をつけろよ。本物のモミではなくって、別属のドイツトウヒの方がたくさん売られているからな。モミはモミ属、ドイツトウヒはトウヒ属。属が異なるってことは、トラがライオンとして売られているようなもんだから。』

『あたしはモミを買いたいわ。で、どうやって見分けるの?』

『樹形は三角錐っぽく整っていて、茎はしなやか、葉は細くてチクチクした奴がドイツトウヒ。モミは、ちょっと不恰好で茎が硬い。葉はドイツトウヒより広く、葉の裏は白くなっている。木の香りはモミの方が良いんじゃないかな。』

『それだけで分かるかしら・・・。』

『大丈夫だって。』

そんなことがあって我が家にやって来たのがこのモミの木だ。

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当時は社宅(アパート)住まいだったから、彼はベランダで夏の暑さに耐えていた。僕がベランダ園芸に挫折した後だったから、彼はあのベランダという過酷な環境下で生き続けた唯一の生存者なのだ。そして2年前に僕ら家族と一緒にこの家に越してきたってわけ。

でもこの家に来たら、今度は全く直射日光が当たらない家の北側に追いやられてしまったのだ。水すら満足にもらえないのは依然と変わらない。そのせいだろう。5年の間に息子は大きく育ったが、このモミの木は当時とあまり変わらない。

過酷な環境に黙って1年間耐え、1年に1度の晴れ舞台で精一杯着飾り、気持ち良さげに日光を浴びている彼を見ると、僕は心の隅に罪悪感が芽生えてしまうのだ。

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コメント

fire-girlさん、こんばんは。ベランダ園芸に挫折した仲間として名乗り出ていただいてありがとうございました。仲間がいると気が楽になりますから。でもローズマリーの話はとても素敵だと思います。今の環境を喜んでいるでしょうし、きっと過去のことはもう水に流してくれていると思いますよ。

投稿: パパです。 | 2007年12月22日 (土) 21:35

パパさんのお庭にもそんな悲しい思い出を持った植物があるんですね~。
アパートのベランダでガーデニング…我が家も挫折組です(この時は夫がガーデニングをしていて、私はほとんどノータッチ。水遣りすらしませんでした)。ベランダって思いの外、暑い(照り返しが強い)ですよね。プランターで育てていたハーブたちも根をあげて、枯れ果てていきました。
そんな中、生き残ったローズマリー。お引越しを共にしてきました。木質化し、まったく花を咲かせなかったのです。庭におろし、いくらか時間が経過したら、少しづつですが花をポチポチとつけるようになりました。そんな花を見ると健気で、今までゴメンナサイねという複雑な気持ちになります。なので、パパさんのモミの木に対する罪悪感、何となく分かりますよ。人間様の都合なんですものね…。

投稿: fire-girl119 | 2007年12月22日 (土) 00:11

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