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2007年11月10日 (土)

シンビジウム・ルームって

パパの上海植物園レポート(10月23日)

上海植物園内にある別料金を払って見学する4ヶ所の施設のうち、最後に僕が訪れたのはここ。

蘭室だ。英語でシンビジウム・ルームとも書いてある。

Photo_2

「室」と書いてあるし「ROOM」とも書いてあるから、何となくこぢんまりした空間を想像してしまったが、それは間違いだった。(後になって気がついたんだけどね。)

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入ってすぐのところには、蘭の説明のパネルや蘭の花の絵が飾ってある。中国春蘭と杭州寒蘭をコレクションしているようだ。

僕は学生の時に知ってとっても驚いたんだけど、春蘭や寒蘭の属名がシンビジウムだってこと。あの洋蘭のシンビジウムと同じ属だなんて想像もしていなかったから。野山に生えている春蘭は1茎1花だけど、シンビジウムだと言われて花だけ見れば、確かに納得だったのだ。

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さてさて、この建物は、蘭蕙堂。やたら立派だけど、蘭の香りを楽しむためだけの建物だ。何やら何とか教の総本山みたいな感じじゃないか。

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時期外れではあったが、こうしてガラス越しに杭州寒蘭が並べられていた。ガラス越しなので、もちろん匂いは嗅げない。残念っ!

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どことなく日本庭園っぽい雰囲気を漂わせる中庭を取り囲むように、廊下が続く。中国風7割、和風3割って感じの妙な庭。

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この鯉は中国風10割だね。

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回廊をふと見上げると、柱ごとに蘭の品種の絵が飾ってあった。いったい何枚の絵があるんだ? 相当にオタッキーな場所だ。

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廊下の両側には、鉢を置く台と、その植えに置かれた杭州寒蘭の鉢がも延々と続く。いやぁ、これはただのオタクレベルじゃないぞ。

おっ、誰かの銅像が。蘭教(?)の教祖様か?

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松村正直とある。日本人じゃん。

帰国後調べたら、松村謙三という日中国交回復に尽力した国会議員の息子だった。息子は東洋蘭の大家で、父の遺志を継ぎ蘭を通じて日中関係の改善に尽力した人らしい。

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ここは見学者立ち入り禁止の育苗温室。きっとお高い品種ばかりなんだろう。全部でいくらぐらいになるんだろう? 

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蘭室(シンビジウム・ルーム)は、日本の園芸文化が中国の国家権力と結びついてできた非日常的空間だったのだ。ただ、この空間では良好な日中関係が保たれたのも事実なのだろう。

植物、蘭、文化、政治。

僕は、ちょっと真面目に日本の現状について考え込んでしまった。

日本の政治家よ。政党内政治にかまけてばかりいないで、世界の中の日本という視点で物事を考えろよ! 党内や国内の政治的な駆け引きすらうまくできない政治家が、外国の政治家と渡り合えるわけないじゃん!

日本の文化はまだ世界に誇りうるものがたくさんあるはずだ。下手な政治を補うのは日本の文化だ、っていうのがこの日の僕の結論。  

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