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2007年7月15日 (日)

セントーレア異種格闘技戦

パパの日記(7月14日)

今日の記事は、僕には珍しく硬い内容になってしまった。何でかっていうと、一昨日あのAlexさんに、とても面白く、でもとても鋭いご指摘を頂戴してしまったからだ。

ご存じない方は、まずはこちらを。

男庭日記7月13日

植物名をカタカナ表記する際の落とし穴を見事に突かれてしまい、僕は植物のプロの端くれとして反省しきりだったのだ。ということで、今日は学名には英字表記を併記してみた。

Photo_340

さて、今回はセントーレア(Centaurea)の異種格闘技戦の話だ。(セントーレアは英語読みで、正しくラテン語読みするとケンタウレア) 写真は1ヶ月弱前に撮ったもの。

セントーレアの和名はヤグルマギク。ごく一般的に見られるおなじみ品種は、セントーレア・キアヌス(Centaurea cyanus)で、こぼれダネで雑草化するほど丈夫な種だ。この写真の青い方だ。ちなみに英語の一般名称はコーンフラワー(Cornflower)。

黄色い方は、ちょっと自信がないが、セントーレア・ルティフォリア(Centaurea rutifolia)だろう。黄花ヤグルマギクとして苗で売られていたものだが、普通のキバナニオイヤグルマ(Centaurea suaveolens、イエローサルタン)とは明らかに異なる別種だった。

庭の片隅で行われたキアヌスとルティフォリアの異種格闘技戦だが、圧倒的にキアヌスが優勢だ。確かにルティフォリアには植えた時期が遅いというハンデがあったのだが、花は少ないし開花時期も短いしで、キアヌスに判定で大差をつけられてしまった。ただルティフォリアはとても綺麗な銀葉だし、今度の冬を越えれば大株になって花をたくさん咲かせてくれるなんてこともあるかもしれない。だから僕は、この勝負は来年まで延長戦とすることにした。

余計な事かもしれないが、ヤグルマギクとヤグルマソウは良く混同されることがあるので、注意が必要だ。ヤグルマソウは日本原産で、学名はロジャージア・ポドフィラ(Rodgersia podophylla)。ヤグルマギク属(Centaurea)がキク科なのに対し、ユキノシタ科ヤグルマソウ属だ。念のため。

そう言えば、シマトネリコがシマトリネコって名札で売られているのを僕は何度か見たことがある。トリネコではなくトネリコ(モクセイ科Fraxinus属)だ。間違ってもトリネコ(鳥猫)ではないのだ。さらに念のため。

ふ~っ、真面目モードは肩が凝る。やっぱりプライベートのブログは気楽に行くことにしよっと♪ (もちろん間違え易い名前の時には英字表記を併記するようにします。)

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カンパニュラの異種格闘技戦の前の記事はこちら。

6月6日

我が家のシンボルツリーであるトネリコの記事はこちら。

1月9日

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コメント

Alexさん、おはようございます。そうですね。楽しさ面白さと学術的な正確さを両立させるのは、相当な高さの技量を要求されますからと、とても難しいことです。興味を持ってもらえなければ意味ありませんし。日本の園芸には両方が不足しているわけですから、私の場合はプライベートなブログでは面白さ楽しさを、仕事の場面では面白さとアカデミックを両立させてと考えています。でも、Alexさんの域に達するのは何年先になることやら・・・。

投稿: パパです。 | 2007年7月16日 (月) 10:11

拙ブログを紹介有り難うございます。
そして、今日の記事は学名入りで、グッとアカデミックで格調高くなりましたね。しかしブログで難しいのは、「一般受け」もしないと、テレビ番組同様で、アクセスが減るという現実ですね。ボクはたまにカミサンの薔薇やクレマ等の一般大衆受けする流行の花をトリガーに借用している。(笑い)

投稿: Alex | 2007年7月15日 (日) 10:27

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