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2006年12月 2日 (土)

ピラカンサの実を味わってみた!

パパの日記(12月2日)

我が家の庭のピラカンサは、とうとう実がひとつも無くなってしまった。すべてムクドリとヒヨドリのせいだ。オナガも犯人かもしれない。息子は、カラスも食べたと言い張っているが、かみさんと僕はちょっと信じられないでいる。真相は不明だ。

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会社の庭にもピラカンサが植えてあり、黄色と朱色の実をたわわに着けている。昼休みのことだ。何で我が家のピラカンサの実はすべて食べられてしまったのに、ここのは残っているのだろうと、ふと僕は気になった。近づいて見てみると、鳥が食べた痕跡が結構あった。どんな所が食べられているのかと良く観察してみた。どうも止まり易いところほど実が無くなっているようだ。(はは~ん、やっぱりどこのピラカンサも食べられてはいるんだ。ピラカンサは棘が多いし、鳥にとって止まり難い木だ。きっと綺麗に剪定しているものほど鳥には止まり易いから、食べられてしまうんだ。) 自分なりの答えを導き出せた僕は、ちょっとした満足感に浸っていた。

『魔が差す』、まさにその時の僕がそうだった。ピラカンサの実なんて、植物に興味を持つようになって以来一度たりとも食べてみようなんて思ったことすらなかったのに、ふと食べてみたくなってしまったのだ。その時の僕の心境はこんな感じだった。

 ①鳥はピラカンサの実が好き。 ⇒ 人間にとって嬉しい味ではなくても、それなりに食べられるのだろう。

 ②ピラカンサの和名はトキワサンザシ。 ⇒ サンザシの名前が付いているじゃないか。食べられそう。

 ③ピラカンサはバラ科。 ⇒ バラ科の実は食べられるものが多い。リンゴ、ナシ、モモ、サクランボ、ビワ、イチゴ、ラズベリー・・・。いっぱいあるぞ。

で、つい良く熟れていそうな実を一つ摘まんでしまったのだ。まず2つに割ってにおいを嗅いでみた。柿に近い匂いがした。そして舌の先で味わってみたのだ。

柿に通ずる甘さと渋さが同時に来た。苦味はない。と、その後で、何とも嫌な味が来た。僕は思わずツバを吐き出した。(やっぱマズイな、ピラカンサは。) これで終わっていれば良かったのだが・・・。

1分ぐらい経っただろうか。舌の実に触れた部分に刺激を感じてきたのだ。それがだんだんと強くなっていった。それと同時に口の中のマズさが、ますますひどくなっていった。さらに追い討ちをかけるように、ムカツキまでが襲ってきたのだ。この時点で僕は後悔した。(まさか、毒・・・。) 

慌ててうがいをしたが、全然効果なし。次にお茶を飲んだ。でも駄目。もっと味の濃いものでごまかそうと、自販機に走った。(どれにしよう・・・。コーヒー系か? 炭酸系か?) 結局、僕はリンゴジュースを選んだ。目には目を、ならぬ、バラ科にはバラ科だ。それでも収まらない。舌の刺激と、口の中のマズさと、ムカツキが収まらない。舌で触れただけだから、たとえ毒でも大丈夫だろうと僕は高をくくってはいたのだが、この3重苦から簡単に逃れられないことに気がつき動揺していた。(どうしよう・・・。) 

困った僕は、同僚に何か食べ物を持っていないかねだった。ノド飴2つゲット! これで救われるかと思ったが、解消したのはムカツキのみ。刺激とマズさは多少和らぎはしたものの、依然としてしっかり存在を主張し続けていた。別の同僚がキシリトールガムを持っていたのを思い出し、それをせがんで噛んだ。けれども、いくら噛んでも刺激とマズさは消えなかったのだ。(仕方ない、諦めよう。晩飯食べれば治るだろう。) 

何と夕食を食べても駄目だった。

結局、マズイ味を忘れるのに丸1日、刺激を忘れるのに3日もかかってしまった。ピラカンサの実、恐るべし。と言うより、平気で食べてしまう鳥達のほうが恐るべし、か。

昨日、インターネットでピラカンサの実を食べた人の情報がないかを調べてみた。僕の調べた限りでは、1件も見つからなかった。ちょっと僕は救われた気になった。ついでに青酸系の毒を含んでいるという記事も見つけちゃったけどね。

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ピラカンサの前の記事はこちらです。

11月11日

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